ホーム » サンプル記事 » 🦜 ネイティブ講師とマンツーマン英会話レッスンをおすすめする理由

🦜 ネイティブ講師とマンツーマン英会話レッスンをおすすめする理由

スクールなどで英語を学習しようとするとき、「グループかマンツーマンか」「ネイティブ講師か、非ネイティブ講師か」という大きな悩みのタネですよね。

今回は、レッスン形式や講師選択にお悩みの方を対象に、ネイティブ講師によるマンツーマンレッスンというテーマを掘り下げます。レッスン選びの参考にしてくださいね。

🧑‍🎓 学びたいことが明確ならマンツーマンがおすすめ

外国語をマンツーマンで学ぶメリットは、授業内容をカスタマイズできることと、教師を独占できることです。

スクールや講師にもよりますが、「今日は’R’の発音を練習したい」とか「プレゼンテーション資料を一緒に見直して欲しい」などというリクエストにも、柔軟に対応してくれることが多いです。学びたいことが決まっている人や、とにかくたくさん発話したい人にはマンツーマンレッスンがオススメです。

ただし、他の生徒から学ぶことができるグループレッスンと異なり、マンツーマンでは授業内容の質も、コミュニケーションの量も、講師に大いに依存します。グループレッスンのように、他の生徒から文化背景や学習スタイルを学んだり、共同作業をしたりということはありません。よくも悪くも、講師と生徒の一対一の世界になります。

私は、グループレッスンは「仲間との学び」、マンツーマンは「講師と二人三脚」という感じで位置付けをして、レッスンを選択しています。

もし、学びたいことや強化したいポイントが明確ならば、マンツーマンがおすすめです。そしてその場合は、自分に合った良い講師を選ばねばなりません。

🤔 ネイティブ・非ネイティブの 2 択で選ぶのは難しい!

発音の練習をする女性
「ネイティブスピーカー」イコール「良い発音の先生」ではない。

「どんな講師が私に合うの?」と考えるとき、多くの人は「ネイティブ」と「非ネイティブ」の 2 択から、検討をスタートするのではないかと思います。

それぞれのメリット・デメリットを見て、自分の状況に照らし合わせて、なんとなく「やっぱりネイティブの方が良さそう」とか「非ネイティブの方が気が楽かも…」とか、「まずは日本人講師に教えてもらうのが良いかな?」なんて感じに検討する人は少なくありません。

でも、メリット・デメリットから講師(ネイティブ・非ネイティブ)を選ぶのは、実はとっても難しいのです。

ネイティブの講師に学ぶメリットは、大体以下のようなものですよね。

  1. 自然な英語の学習(発音、表現力、フレーズ)
  2. 文化的な理解、文化的教材の紹介
  3. リスニングスキルの向上
  4. ネイティブ観点からのフィードバックと訂正
  5. コミュニケーションスキルの向上

全部正しい!しかし…。上記の多くは、非ネイティブ講師にも当てはまることが多いのです。だからコトはそんなに単純ではない…。

十分な教育を受けたネイティブ講師からならば、上記メリットの全てを享受できます。しかし、ネイティブ講師の中には、教える知識が不足していたり、教える訓練を十分に積んでいない人もいます。その場合、英語を第二言語として学んできた非ネイティブの講師から、より多くを学べることがあります。

加えて、オンライン英会話の非ネイティブ講師は、「英語を学ぶ苦労」を味わった人が多いです。そのため、時としてネイティブ講師よりも非ネイティブ講師の方が、学習者の悩みに深く共感し、改善策を的確に示すことができます

また、一般的に非ネイティブの方が、簡潔な表現を使ったり、話す速度がゆったりしているので、レベルに合致していれば、会話の良い練習相手にもなってくれます。

全てを考慮した上で、「ネイティブ講師と非ネイティブ講師、どちらが良いか」と問われると、答えは一概には出せません。が、敢えて一般的なアドバイスを出すとすれば、まず「英語学習を目標に『国』が絡むか」を聞き出して、その国が英語を母語としているならば、「ネイティブ講師が良い」と答えます。たとえば、「オーストラリアで働きたい」という目標があるなら、オーストラリアは英語が母語の国であるため、「ネイティブ講師が良い」という考え方になります。

👩‍🏫 出身国をみた方がピッタリ講師が見つかりやすい

自分が講師に何を求めるかを考えよう。
まずは、自分が講師に何を求めるかを考えよう。

英語を母語とするのは主に以下の国です。それぞれに異なる英語が使用されています。

  1. アメリカ合衆国: アメリカ英語が話されています。
  2. イギリス: イギリス英語が話されています。
  3. カナダ: カナダ英語が話されています(一部フランス語が母語)
  4. オーストラリア: オーストラリア英語が話されています。
  5. ニュージーランド: ニュージーランド英語が話されています。
  6. アイルランド: アイリッシュ英語が話されています。
  7. 南アフリカ: 南アフリカ英語が話されています(公用語は他にもある)

上記の国、あるいはその国の何か(仕事、スポーツ、教育でもなんでも)に興味があれば、断然ネイティブ講師のマンツーマンがオススメです。

「オーストラリアで働きたい」「ニュージーランドにラグビー留学したい」「カナダに住みたい!」とか、あなたの具体的な夢の中に登場する国があれば、その国の講師を選ぶべきです。あなたが学ぶべき英語と文化を教えてくれるでしょう。

たまに、「自然で正しい英語が学べる」という理由でネイティブが良いという人もいますが、英語を母語あるいは公用語とする国や地域は 100 を超えるとも言われます。何が正しいか、何が自然かは一概に決められません。

まずは自分の目標を具体的に思い描きましょう。次に目標と現状を比較して、今取り組むべきことをはっきりさせましょう。国や地域が関連するなら、その国出身の講師が良いでしょう。

🌟 私がネイティブ講師のマンツーマンをお勧めする理由

サムズアップ
良い講師に出会えれば、学ぶことが楽しくなる。

さて、ここからは私の英語学習を振り返りつつ、ネイティブ講師のマンツーマンレッスンをオススメする理由をまとめてみます。

理由 1: 私が話したいテーマを掘り下げて話せるから

私は、ネイティブ・非ネイティブのどちらからもレッスンを受けたことがあります。そして最近はもっぱらネイティブ講師にお願いすることが多いです。

その理由は、私が話したいテーマを掘り下げて話せるのが、断然ネイティブ講師だからです。

私は、アメリカ映画・テレビが好きで、アメリカ、イギリス音楽を聞いて育ちました。なので、なので、古いテレビ番組や映画を話題にしたり、例え話をしたり、感想を述べたりするのがとても好き。その場合、その文化を発信してきたアメリカ、イギリス、そしてその他の英語を母語とする国の人たちのほうが、断然盛り上がれるし、勉強にもなるのです。

理由 2: 私が学びたいことを教えてくれるから

最近の私はイギリス英語に完全にハマっています。これまでは「どこの英語か?」ということを意識せずに「英語」を学んできたのですが、BBC ドラマにハマり、BBC の英語学習 Podcast を聴き、Cambridge University Press の参考書を使うようになると、「イギリス英語が学びたい」に変わってしまいました。

そうなると、イギリス人講師から学ぶことの価値が明確になり、より一層楽しみつつ学べるようになったのです。

BBC の Podcast “The English We Speak“(イギリスで最近使われている英語表現を紹介する 3 分間番組)で出てきた表現を使うと、「おおぉ〜、そんな表現、よく知ってるねぇ」と褒めてもらえたり(鼻高々)、大好きな BBC ドラマ『ニュー・トリックス〜退職デカの事件簿〜』について話をしながら、背景となる文化や社会について教えてもらえたりと…

とにかく楽しい!

好きこそモノの上手なれ、と言いますが、やっぱり好きという気持ちがモチベーションの一番の源です。ネイティブにマンツーマンで教えてもらえる楽しさは、この辺りにあるんじゃないかと思います。

たとえば「イギリスで働きたい」というご計画がある方なら、イギリスのビジネス慣習に親しむという意味でも、イギリス人講師が良いと思います。

😆 求めるものを明確にして、最適な講師を選ぼう!

この記事では、ネイティブ講師によるマンツーマンレッスンというテーマを、私の英語学習を振り返りつつ掘り下げてみました。お伝えしたいのは、ネイティブ・非ネイティブの 2 択という考え方から脱却し、あなたの助けになるような知識と経験を持つ講師を選ぶべしということです。

きっと、あなたの英語学習にピッタリな、素敵な伴走者(=素敵な講師)に巡り会えますよ!

上部へスクロール